卵子ドナー体験談 — 26歳グラフィックデザイナー「フリーランス1年目を支えた選択」

会社を辞めたのは、25歳の冬でした。新卒で入った大手広告代理店を3年勤めて、自分の名前で仕事を取りたくなって独立しました。

独立して半年。フリーランス特有の「次の月の収入が読めない」プレッシャーで、毎日が綱渡りでした。

初年度の壁

ロゴデザイン1件で5万円。Webサイト制作で20万円。月によって収入の差が3倍以上ありました。固定費(スタジオ家賃・税金・健康保険)は毎月25万円。貯金が目に見えて減っていく感覚に、焦りが膨らんでいました。

「こうなることは想定していた」と頭では分かっていても、実際に体験すると別物でした。

一時的な緩衝材

サイトを知ったのは、フリーランスの先輩に紹介されたコミュニティのチャットでした。「20代の女性向けで、ご対応の内容に応じたリワードがある」という説明に、最初はびっくりしました。

でも、よく調べてみると、不妊で悩むご夫婦への「協力」という形で社会的にも意味があり、自分の20代だからこそできる選択肢だと分かりました。

4回の面談

決断には1ヶ月以上かかりました。4回の面談を重ねて、「これは私の選択だ」と納得できる感覚を得ました。決め手は、最後の面談でスタッフの方が「お金のためだけならお勧めしません」と言ったことでした。逆に、その誠実さで信頼できると思いました。

1年後

独立して1年半が経ちました。少しずつクライアントが増えて、今は月の収入の波も小さくなりました。あの選択がなければ、たぶん今頃はもう会社員に戻っていたと思います。

「自分の道を作るための一時的なクッション」。そんな表現が、自分にとっては一番しっくりきます。

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